痩せているのに中性脂肪が高い!無理なく中性脂肪を下げる方法とは?
「痩せているのに中性脂肪が高い・・・。」とお悩みではありませんか?
中性脂肪が高い方といえば、太っている方のイメージが強いですが、痩せている方の中にも中性脂肪が高い方はいらっしゃいます。
そこで、今回は、痩せているのに中性脂肪の値が高くなってしまう理由や無理なく中性脂肪を下げる方法について詳しくお伝えしたいと思います。
中性脂肪とは
口から摂った食べ物は胃などで消化され、その栄養は小腸から体内へ吸収されます。
摂った栄養の大部分は筋肉などに運ばれ、エネルギーとして消費されますが、使われずに余ったものは肝臓に運ばれ、後で使えるように中性脂肪に変わり、蓄えられます。
いわば、中性脂肪は『エネルギーの貯金箱』です。
ですが、余った中性脂肪が体の中で増えすぎると、メタボリックシンドロームや動脈硬化の原因となり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす危険もあります。
中性脂肪の基準値(上限)は、50 ~ 150 mg/dL未満になっています(基準値は検査機関によって異なる場合があります)。
痩せているのに中性脂肪の値が高い理由
痩せているのに中性脂肪の値が高い理由には、以下の理由が考えられます。
①遺伝
遺伝的に中性脂肪の値が高くなる方がいらっしゃいます。
それに少ししか脂質を摂っていなくても中性脂肪の値が上昇する方もいらっしゃいます。
偏った食生活をしていないにもかかわらず中性脂肪の値が高い方は、医師への相談が必要です。
②油っこい料理ばかり食べる
主食であるお米や野菜などをあまり食べず、油っこいおかずばかり食べるといった偏った食事をする方は中性脂肪の値が高くなってしまいます。
③病気
すい臓、甲状腺の病気などで中性脂肪の値が高くなってしまうことがあります。
④内臓脂肪が溜まっている
内臓脂肪型肥満の可能性もあります。「隠れ肥満」といわれる人もこのタイプである場合が多いので、注意が必要です。
中性脂肪の値を上げてしまう意外な原因
続きまして、中性脂肪の値を上げてしまう意外な原因についてもご紹介します。
「痩せているのに中性脂肪の値が高い理由」の中で当てはまる項目が無かった方はこちらに原因があるのかもしれません。
①早食い
よく噛まずに急いで食べると中性脂肪の材料(糖質)が体内で急激に増えるため、中性脂肪が大量に作られてしまいます。
②果物の過剰摂取
ビタミンやミネラルなどを豊富に含む果物ですが、同時に糖の一種である果糖を多く含んでいます。
果糖は炭水化物が変化するブドウ糖と比べて、代謝されにくく中性脂肪へと変化しやすいのが特徴です。
中性脂肪の値が高い方は1日にミカン1個またはリンゴ半分程度など、摂りすぎに注意しましょう。
③アルコールの過剰摂取
一見、中性脂肪とは関係無さそうですが、肝臓はアルコールの分解を優先させるため、脂肪の分解が後回しになり、結果的に中性脂肪が溜まってしまいます。
アルコールの適量はビールなら500ml、日本酒なら1合、ワインなら200mlです。※ 人によって個人差あり。
④炭水化物の過剰摂取
炭水化物は分解されるとブドウ糖となり、血中を流れます。
そして、血中を流れるブドウ糖は筋肉や細胞のエネルギー源として代謝されますが、炭水化物を多く摂り過ぎると、代謝しきれなくなり、結果、中性脂肪へと変化してしまいます。
1日の摂取カロリーのうち炭水化物が占める割合は50~60%が理想です。
無理なく中性脂肪の値を下げる方法
中性脂肪の値が高い方は食事の改善と運動が大切です。
中性脂肪の値の改善に効果的な方法をいくつかご紹介します。
食事編
①水溶性食物繊維を食べる
海藻類や豆類に多く含まれる水溶性食物繊維は中性脂肪を吸着し、排出を促します。
水溶性食物繊維のおすすめは、こんにゃくです。
こんにゃくは水溶性食物繊維に加え、それと同様の働きをするグルコマンナンを豊富に含みます。
さらに体内で水分を吸収して膨張する性質があるため、満腹感を得ることができ、お腹いっぱいになりたい人にはぴったりの食材です。
②青魚を食べる
イワシやサバなどの青魚に含まれるDHA・EPAも中性脂肪を下げる効果があると言われています。
EPAとDHAは肝臓で中性脂肪が合成されるのを抑えるほか、血管を柔らかくして若返らせる効果が期待できます。
普段の食生活で積極的に青魚を食べるようにしましょう。
運動編
食事だけではなく、運動習慣も中性脂肪を下げるうえで大事なことです。
運動というと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ジョギングなどのハードな運動は必要ありません。
最新の研究によると、1日合計20分(細切れの時間を利用して20分でOK)の簡単な運動を続けることで中性脂肪の値を下げるのに効果があるそうです。
そこで、日常生活の中で簡単にできる運動をいくつかご紹介します。
①ちょびっと有酸素運動
① 背もたれに拳1個分のスペースを作り、姿勢よく座る。
※ 実はこれだけでも普段使っていない筋肉を使っています。
② その状態で片足を上げ、10秒間キープ。
左右を入れ替え3セットを1日3回。代謝アップが望めます。
※ 呼吸を止めず、しっかりと息を吸って、吐きながら下ろしましょう。
②踏み台昇降運動
体の中で特に大きい太ももの筋肉をよく使います。ちょっとした空き時間に行えばOKです。
これに加えなるべく階段を使うなどしてトータルで20分を目指しましょう。
③子どもと遊ぶ
小さいお子さんがいらっしゃる方はお子さんと遊ぶことでも中性脂肪の改善に効果が期待できます。
子どもと遊ぶことはけっこう筋肉を使い、全身運動になります。
④サイクリング
自転車をこぐことでも中性脂肪の改善に効果が期待できます。
電動アシスト付き自転車でも効果が見込めるそうです。
中性脂肪を低下させる作用のある特保ドリンク
ここまで中性脂肪の値を改善させる食事や運動についてお伝えしてきましたが、中性脂肪を低下させる作用のあるドリンクの力を借りるという方法もあります。
そのドリンクは、ニッスイの『イマークS』(特定保健食品)です。
1本(100ml)にEPAとDHAが合わせて860mg含まれていて、厚生労働省が発表している1日の摂取量の約8割を摂ることができます。
1日1本、4~12週間の継続飲用で、ヒト実験の結果、血中中性脂肪がを約20%が低下した結果があります。
ヨーグルト風味で飲みやすくなっており、魚が苦手な方でも続けやすくなっています。
お試しセット10日分が1,000円(税別)+送料無料で試せますので、興味がある方は一度ホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「痩せているのに中性脂肪が高い!無理なく中性脂肪を下げる方法とは?」についてお伝えしました。
痩せているのに中性脂肪の値が高い方の中には思わぬ原因が隠れていることがあります。
今回ご紹介した原因の中で当てはまる項目がある方はその点について改善するとともに中性脂肪の値を上げない食生活や運動習慣を心がけるようにしましょう。